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『L』の悲劇

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ライヴしました。

ブログ更新が遅くなり申し訳ありません。

ライヴの前日、23:00までリハで歌っていた。
ウォーミングアップばっちり、喉絶好調、「よしよし。」などと思いながら眠りについた。

ところが…
当日の朝、目覚めた私を悲劇が襲った。

声が…出ない。
私はだぁれ!?
桂銀淑さん中村あゆみさん、葛城ユキさんにもんたよしのりさんって感じ!?

Oh! My God!! なんてこと!!

風邪をひいている自覚はまったくないし喉も痛くない。
原因が思い当たらないので困惑した。
強いて言うなら…数日前から急に暑くなって寝苦しくなったので寝るときに1時間ほどエアコンをつけた。
エアコンの風…なのか!?

とにかくこんなことはヴォーカリスト人生始まって以来初めてのことだった。

夕方までは会社で仕事だったのだが、職場の皆には仰天されたし従業員と電話で話せば「誰ですか?」といぶかしがられた。
もちろんメンバー達も私の声にびっくり。
「ボヘミア~ン
などと歌って周囲の笑いを取っていたが内心はかなり焦っていた。
とりあえずファルセットは出ないのでファルセットが多い曲はプログラムから外すことにした。

ありがたいことに満員御礼。

“本番になったら奇跡的に声が出たりして…”
などとありもしない奇跡を思い浮かべてみたりしたが、もちろん奇跡なんぞ起きるはずもなく、本番は大変な大惨事になった。
低いkeyはドスが効いちゃうし高いkeyは伸びないし。
最後なんかヒーハー言ってたもんね。

それでも最後までモチベーションだけは保つことができた。

DSCN6486.jpg


なんでだろ…!?

昔『TSUNAMI』でいた頃はステージの直前などはいつもピンと空気が張っていた。
あの頃に同じようなことがあったら自責の念でステージを乗り越えることなんかできなかったかもしれないし、きっとメンバーやスタッフからも冷たい視線を浴びていたことと思う。

そう、昔と明らかに違うこと。

それは私を囲んでくれている人達の暖かさ。

メンバーは驚きながらも笑い飛ばしてくれた。
「俺はこっちのほうが好きかもね~。」とか「これをきっかけにして劇的に声が変化してもっと良くなったりして。」とか、果ては「ジャニスジョプリンみたいでいいねぇ。」なんて言ってくれちゃったりして。

ワインライトのマスターもママも、友人もお客様も、み~~んなとっても暖かかった。

こんなふうに、皆が私を包んでくれたから歌えたんだ。
こんなふうに、聴いてくれる人がいるから歌えたんだ。
こんなふうに、共に立つ仲間がいるから歌えたんだ。

私は独りじゃ歌えない。

こんなに暖かい空気に包まれて歌うことができる私は幸せだ。

音楽から離れていた期間は長かったけれど…。

戻ってきて、良かった。

今、私を支えてくれているすべての方に、心から感謝します。



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<ご報告>
今回のライヴでも募金箱を置かせていただきました。
今回お預かりしました義援金は\6,950でした。
皆様のご理解とご協力に心から感謝いたします。
皆様からお預かりした義援金は社団法人ラブドルフィンを通じ、責任を持って被災地へ届けさせていただきます。
本当にありがとうございました。

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<次回ライヴ>
7月10日(日)武蔵新田ワインライト

open18:00 start20:00 入場料\1500(1ドリンク込・追加ドリンクとフードは別料金になります。)
2部構成ですが入れ替制ではありません。



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